草原から山林へ、山林から住宅へ
小金原は、平安時代から軍馬の生産地として知られ、江戸時代、馬の名手徳川家康によって小金牧というお狩り場として整備がされました。
当時の小金原は野馬が駆け、狸や鹿、野うさぎや猪などの動物が遊ぶ緑の放牧地でした。人々はその牧を取り囲むように野馬除けの土手を築き、牧と農地との行き来のための木戸を作り、この地で暮らしていました。
その後、江戸時代のは見渡す限りの草原であったものが、うっそうとおい繁る山になり、昭和44年頃の高度経済成長の時期に合わせて大規模な住宅地開発が行われ現在の小金原の形となりました。